大黒様と荒神様の大祭を行いました。

令和6年弥生(やよい)3月1日の第2の甲子節分過ぎのご縁日に併せて大黒様と荒神様(竈門・台所の神様)の大祭を行いました。🙏
一年に一度の大祭になります。お詣りされた方々に、大黒様と荒神様の多くの幸福と福徳力を賜って頂きました。🌾
第2の甲子ご縁日【 白色 】
 雪解けが始り、新しい命の始まり、芽吹きの季節の時期の大黒様のご縁日に因んで【 白色 】になります。破壊と再生の意味をもつシヴァの化身の大黒様、心新たに前進し豆々しく働くの意味も込め【 白色 】になります。🙏
 大黒尊天神とは、古代インドの神で闇を司る闘神として畏れられておりましたが、仏教の伝来と共に日本では大国主命と同化、『軍神』・『貿易の神』・『食厨の神』・『富貴・爵禄の神』・『堂屋・房舎の神』・『食物の神』や大国主命と結び付いてからは、『縁結びの神』としても人々に篤い信仰を得て、現在の【福の神】として魔を祓う福徳円満の神様となりました。
日蓮大聖人も、大黒天神を供養する事を勧められ、「日々を安楽に過ごしておられるか、この大黒様を信仰すれば、諸願円満成就し、現世安穏、後生善処の徳を得るだろう。」と云われておられます。
家庭にあっては家内安全・家運隆昌、商売・事業をされている方には、商売繁盛・事業繁栄・千客万来、農家に有っては五穀豊穣と、その功徳をいただけます。
今年の大黒様の大祭でも、お香を煮出したものに、皆様のご自宅に祀られている大黒様にお入り頂き、お身体を香浴にて清めさせて頂きました。同日、竈門の神様である、荒神様の大祭も行い、多くの大黒様の福徳の力が舞い込みます様、ご祈願・ご祈祷させていただきました。🙏
大祭後の運試しじゃんけん大会にて、お二人が勝ち残り、お供えさせて頂いたお神酒をお持ち帰り頂きました。米俵の上にお立ちになる大黒様のお姿の如く、笑みに溢れる一年でありますように。🙏
次回の大黒様のご縁日は、
令和6年卯月(うづき)4月30日(火)です。
数多の福徳や幸福を大黒様を祀られている家内・お詣りにお越しになられた方々に賜れますよう。🙏